「ジャムを売ってみる?」『売りたーい!!』そのやりとりから、
ジャム屋さんは始まりました
さとのやま保育園の地下にある南山ヒトヨシストア。そこで買ったいちごでクッキングしたジャムをおすそ分けしに行った時に、南山のおかださんが声をかけてくださったのです。
「じゃあ本当にジャムを売るためにはどうしたらいいか考えてみよう!」
子どもたちと先生が一緒に、えんちゃん(園長先生)にどういう形なら販売できるかを相談し、
「ジャムを売ったら、みんなのところには何がくるのかな?みんながお買い物するときは何を渡してるかな?」
『おかねー!』と商いのイメージを膨らませながら、ジャム屋さんの形ができてきました
売り方がわかったので、いよいよ仕込みです!いつものクッキングで作る何倍も多いいちごを洗い、
ヘタを取り、お砂糖を計って、鍋いっぱいのいちごをそぉっと混ぜて作ります
みんないつもより真剣であっという間にできあがり、『あと80個ぐらい作れる!』と自信満々
ジャムができたらお次はパッケージ真空パックにしたら、文字が書ける子は商品名を書き、
いちごの折り紙を作ってスキャンして、えんちゃんに素敵なシールを作ってもらいました♪ 丁寧にシール貼ると、「できた」とみんな素敵な笑顔地下に持っていき、
値段シールをしゅうへいさんにもらって、最後は社長のこうへいさんにいちごの隣に並べてもらいました
「ジャム屋さんができた」というゴールまでに、売り方を考えること、
みんなで協力してジャムを作ること、売ることを通じて南山のかっこいい大人の名前を知り、
友達になっていくこと、みんなの社会の中で「生きる力」がまた少し育った気がします
みんなで作ったジャムは翌日には完売!果たして子どもたちは売り上げたお金で何を買うのでしょうか?
今からみんなの「お買い物会議」が楽しみです